2009年 05月 28日
TM-250の使用感
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ポインティングデバイスをこの親指トラックボールに持ち替えてから、およそ2か月が経過した。以前は5ボタンのレーザーマウスを使用していて、ウェブブラウザの「戻る」「進む」機能をボタンに割り振って使っていた。この機能を知ってしまうと、「戻る」「進む」タブをマウスでクリックするなんて面倒くさいことは誰もしなくなる。マウスの機能ボタンかキーボードで行う習慣がついてしまう筈だ。 購入前からTM-250がこの多機能ボタンを持たないことは了解していたが、おそらく親指でボールをビュ~ンと転がせば、画面左上のタブクリックも楽ちんなんだろうとたかをくくっていた。
ところがだ・・・。実際に使ってみると見逃せない問題が浮上してきた。親指トラックボールはポインタを任意のタブまで移動させることに関しては、マウスより確かに容易である。しかし、トラックボールにしろ、マウスにしろポインタがタブ上に乗るまでその様子をずっと目で追っていなければならないのだ。これに対してマウスの多機能ボタンでウェブサイト間を移動する場合はただ移り変わる画面を眺めていれば、いや目をつぶっていてもできてしまうのだ。明らかに目にかかる負担が違ってくる筈だ。
しばらくはタブクリックでウェブサイト間の移動をしていたが、やはりどうしても疲れるのでキーボードのショートカットキーを使うようになっていった。ウェブサイト間の移動のみに話を限定すれば、TM-250よりも多機能マウスの方が楽ちんな筈。したがってウェブサイト間の移動を多機能ボタンでおこなってきて、それに慣れ親しんでいる方にはこのトラックボールはお薦めできない。そういった方々は多機能ボタン付きの人差し指トラックボールTM-400の方が向いているのではないだろうか。
ポインティングデバイスにウェブサイト間移動機能ボタンがない点をマイナスポイントと指摘した私がTM-250をそれでも使い続けていられるのには訳がある。それは使用しているキーボードがやたらと小さいからなのだ。HHKBキーボードを愛用しているのだがポインティングデバイスとキーボードの主要キーがこれだけちかづくキーボードはそう多くはないだろう。
ネットサーフィンの際には、右の写真のようにキーボードとトラックボールを目いっぱい近づけている。ウェブサイト間の移動の為にキーボードのbackspaceキーに右指を移動させるのもほとんど苦にならない。
フルキーボードのテンキーだけを切り落としたようなタイプのキーボードではこうはいかない。私がそのようなタイプのキーボードをつかっていたならばTM-250はすでに使わなくなっていたかもしれない。
画像の編集作業の際にはこのトラックボールはもう少しキーボードから離れていることが多い。camera rawのスライダを移動させる際の解像度には特に不満を感じていない。
マスキングの際の使用感は、正確性に関してはマウスとたいして変わらないように思う。疲れにくさはこのTM-250の方が上。
細かい範囲指定とかになると私の場合、現状ではマウスの方がまだましな状態だが、このトラックボールを使い続けていけばどちらでもそう変わらないレベルになるであろう予感はする。他の方のブログでのコメントで「ネットサーフィンなどにはTM-250を使用し、細かい作業レベルになるとマウスに持ち替える」なんていうのを目にしたことがあるが、複雑な範囲指定みたいな作業にはマウスもトラックボールも五十歩、百歩に思える。気合の入ったレタッチにはペンタブレットを使用した方 が断然効率いいだろうし、簡単なレタッチならマウスでもトラックボールでも大差はなく、疲労感はトラックボールの方がすくないのではないだろうか。
短期間使ってみて感じたところを書き込んでみたが、もうひとつだけ・・・。構造が単純で滅多なことでは動作不良など起こさなそうな作りには安心感がある。ほぼメンテフリーで、使用する際に不安感がないのは精神衛生上大変良い。これから使いこなしもより一層習熟する筈なので作業効率も向上してくるだろう。地味な存在感だが手放せない道具になっていきそうな予感がする。
追記 レイアウトが気に入らなかったので、28日から29日の夜に渡って作りなおしました。IEで見直してみたら最初よりもグッチャグッチャになってました(^_^;)FireFoxでご覧になることをお勧めいたします。
ところがだ・・・。実際に使ってみると見逃せない問題が浮上してきた。親指トラックボールはポインタを任意のタブまで移動させることに関しては、マウスより確かに容易である。しかし、トラックボールにしろ、マウスにしろポインタがタブ上に乗るまでその様子をずっと目で追っていなければならないのだ。これに対してマウスの多機能ボタンでウェブサイト間を移動する場合はただ移り変わる画面を眺めていれば、いや目をつぶっていてもできてしまうのだ。明らかに目にかかる負担が違ってくる筈だ。
しばらくはタブクリックでウェブサイト間の移動をしていたが、やはりどうしても疲れるのでキーボードのショートカットキーを使うようになっていった。ウェブサイト間の移動のみに話を限定すれば、TM-250よりも多機能マウスの方が楽ちんな筈。したがってウェブサイト間の移動を多機能ボタンでおこなってきて、それに慣れ親しんでいる方にはこのトラックボールはお薦めできない。そういった方々は多機能ボタン付きの人差し指トラックボールTM-400の方が向いているのではないだろうか。
ポインティングデバイスにウェブサイト間移動機能ボタンがない点をマイナスポイントと指摘した私がTM-250をそれでも使い続けていられるのには訳がある。それは使用しているキーボードがやたらと小さいからなのだ。HHKBキーボードを愛用しているのだがポインティングデバイスとキーボードの主要キーがこれだけちかづくキーボードはそう多くはないだろう。
ネットサーフィンの際には、右の写真のようにキーボードとトラックボールを目いっぱい近づけている。ウェブサイト間の移動の為にキーボードのbackspaceキーに右指を移動させるのもほとんど苦にならない。
フルキーボードのテンキーだけを切り落としたようなタイプのキーボードではこうはいかない。私がそのようなタイプのキーボードをつかっていたならばTM-250はすでに使わなくなっていたかもしれない。
画像の編集作業の際にはこのトラックボールはもう少しキーボードから離れていることが多い。camera rawのスライダを移動させる際の解像度には特に不満を感じていない。
マスキングの際の使用感は、正確性に関してはマウスとたいして変わらないように思う。疲れにくさはこのTM-250の方が上。
細かい範囲指定とかになると私の場合、現状ではマウスの方がまだましな状態だが、このトラックボールを使い続けていけばどちらでもそう変わらないレベルになるであろう予感はする。他の方のブログでのコメントで「ネットサーフィンなどにはTM-250を使用し、細かい作業レベルになるとマウスに持ち替える」なんていうのを目にしたことがあるが、複雑な範囲指定みたいな作業にはマウスもトラックボールも五十歩、百歩に思える。気合の入ったレタッチにはペンタブレットを使用した方 が断然効率いいだろうし、簡単なレタッチならマウスでもトラックボールでも大差はなく、疲労感はトラックボールの方がすくないのではないだろうか。
短期間使ってみて感じたところを書き込んでみたが、もうひとつだけ・・・。構造が単純で滅多なことでは動作不良など起こさなそうな作りには安心感がある。ほぼメンテフリーで、使用する際に不安感がないのは精神衛生上大変良い。これから使いこなしもより一層習熟する筈なので作業効率も向上してくるだろう。地味な存在感だが手放せない道具になっていきそうな予感がする。
追記 レイアウトが気に入らなかったので、28日から29日の夜に渡って作りなおしました。IEで見直してみたら最初よりもグッチャグッチャになってました(^_^;)FireFoxでご覧になることをお勧めいたします。
by septembersander
| 2009-05-28 08:12
| PC初心者の素朴な疑問